初対面の人と上手く会話をする方法
あなたは、知らない誰かと初めて会ったとき、挨拶をし、2,3言何かを喋った後、何を話したらいいかわからなくて気まずい沈黙になったことはありませんか?
そのようなときに上手く会話が出来るようになれば、初対面の人とも人見知りせず、自信をもって話すことが出来るようになります。
今回は、初対面の人と上手く、かつ無難に会話をする方法をご紹介いたします。
1. 自分が今思っている事を話す(話題提供)
まずは自分が今思っていることを口にしましょう。例えば、
・暑い/寒い、など気温について
・天気がいい/雨続き、など天気について
・初めて来た/緊張する/眠そう、など相手や自分、その場の状況について
等が無難で話しやすいと思います。
いきなり奇を衒った話題(政治や宗教など)や、「今日は暑いと思わせといて実は寒い天気ですよね」などの意味のない個性を出すのはリスクが高いので最初は控えておきましょう。
2. 口にしたことについて自分が思うことを連想し、喋る(自己開示)
次に、さっき口にしたことについて思うことをすこし深めに言いましょう。
「暑い」の場合…
アイス食べたくなりますよね、できればハーゲンダッツとかじゃなくてガリガリ君とか、さわやか系のアイスが食べたいです。
海に行って、一日中ボーっと浮き輪の上に浮かんでたい気分ですね。
「雨続き」の場合…
久しぶりに雨が続いちゃって、うちに洗濯物溜まりに溜まっちゃってますよ…次晴れたら2、3回洗濯機回さないとダメですね。
こんなに雨が続いたら、せっかくの休日に外出したくなっても外出る気が失せますね。
など、最初に言った言葉から連想されることを言えばOKです。
1、2と続けて、自分ばかりが喋っている状況には気が引けるかもしれませんが、まずは会話を回すために自分のことを話しましょう。
自分のことを知ってもらうことによって、
・相手があなたに話しかけるきっかけをつかみやすくなる
・あなたが自己開示をすることによって、相手があなたに親しみを覚えやすくなる
ことが出来ます。
3. 相手に質問する(質問)
ここまであなたのターンで喋ってきたので、今度は相手にも喋ってもらいましょう。
基本的には、「あなたはどうですか」という内容で質問すればいいです。
・〇〇さんはアイス、よく食べられる方ですか?
・夏に海とかプールとか、結構行かれるタイプですか?
・休日雨だった時、何されていますか?
4. 相槌を打ち、話題を広げ、2か3に戻る
相手に喋ってもらったところで、忘れず相槌を打ちましょう。(→相槌を巧みに操ろう)
その後、相手が喋ってくれた内容について、
2…自分が思うことを喋る
あと、冷房の効いた部屋で牧場しぼり食べるのも最高ですね
映画も良いですね、最近で言うと〇〇がよかったです!
3…さらに質問して喋ってもらう
甘いものあんまり食べないんですか?
今年の夏はどこか行く予定ありますか(どこにいかれましたか)?
など、5W1H(いつ、どこで、だれが、何を、どうして、どのように)を意識すると良いです。
(質問を重ねすぎると、相手が「自分ばっかり喋っている」状況に申し訳なさを感じてしまいかねないので、なるべく「純粋な興味」のために聞いている姿勢を表しましょう。)
また、会話が途切れてしまった場合には、また1に戻って話題を作りましょう。その際、
・二度寝最高
・運動不足で駅の階段で息が上がった
・花粉症がつらい
・野菜の値段が高い
などの、生活習慣やあるあるなど、より深い内容の話題に変えましょう。
(ただし、本来は話題提供は1回で、その後は話題をゴロゴロ転がしていくのが理想的です。話題を1から立ち上げるのはなるべく避けるように、自己開示、質問、相槌で会話を回すようにしましょう。)
このように、基本的には、
1. 話題提供
2. 自己開示
3. 質問
の3つと「相槌」を上手くつなげて回せば、会話を続かせることが出来ます。
さらに、相手と仲良くなってからも、この3つを継続すれば無難に会話を続けることが出来ます。
ぜひあなたも実践してみて下さい!